Nikon D850
2017年9月8日にニコンより発売された高画質一眼レフカメラ。人気すぎて予約しても2ヶ月待ちだったとか。前評判も高く、発売後の口コミも非常に良いD850。その人気の理由は有効画素数4575万画素という高画質に加え、最高約9コマ/秒の高速連写に64-25600の常用ISO、ニコンのフラッグシップ機D5と同様の画像処理エンジン「EXPEED 5」という脅威のハイスペック機ながら実売価格35万円というニコンの本気が垣間見られる一台のため。
一世代前のD810と比較しても、超進化しすぎてD810ユーザーも嫉妬するほど。後継機であるのは間違い有りませんが、数値的には2世代分以上の進化をしております。有効画素数や高速連写機能など基本的スペックが上昇している他にも、液晶モニターがチルト式になっていたり、電子シャッターによる無音撮影(シャッターぶれが全くない)も可能になっています。自分にとっては型落ち品でも十分すぎると思っていましたが、D810とD850を比べてしまうとたとえ価格差が10万円あってもD850を買いたいと思いました。
カメラ歴は長いのにいつまで経っても初級者
カメラ歴っていつを1年目にして良いのか分かりませんが、初めて触ったカメラは“写ルンです”などのインスタントカメラ。小・中学校や高校での修学旅行では必須アイテムでしたね。
必死になって友達の変な姿を撮ってました。だいたい親が現像してきてくれますが、ヒヤヒヤしたのも良い思い出。
ちゃんとカメラに興味を持ったのは高校生のとき。特にきっかけはありませんでしたが、カメラを始めたいと親に言ったら一眼レフカメラをくれました。カメラの価値なんて知りませんでしたが、当時もらったカメラは名機「Nikon F2」。感度も絞りも何もかも分からない当時の私には全く使いこなせない代物で、白ちびや黒つぶれの写真ばっかりでした。
一度はF2で挫折したものの、カメラに対する興味は依然あったので、大学生になってからバイトとお年玉でデジタル一眼レフカメラの「Nikon D80」を手に入れました。デジタル一眼はオートで簡単に写真が撮れるし、撮影直後に写真を確認できるのでたくさん写真を撮りましたね。
D80で撮影感度やシャッタースピード、絞りなどが写真の明暗に関わっているんだなぁーってことが何となく分かりました。なので、カメラ歴としてはD80を初めてとすると13年以上になります。でも、カメラって長く続けていれば上手くなるってものではありませんよね。今まで、何となくしか写真を撮って来なかった私は13年も一眼レフを所持していながら、知識としてはゼロなんです。
撮影感度やシャッタースピード、絞りなど基本的なことを含めてちゃんと勉強しようと思ったのです。こんな初級者にD850は勿体ないけど、高いカメラを買ったら無駄にしたくないというのも人間の本質。妥協せずに学んでいこうと思いD850を買いました。このブログでも良い写真を載せられるように頑張らないと!
D850は実店舗で買うのが安心
普段はネットショッピングで最安値を探して買うことがほとんどですが、D850に関してはビックカメラの実店舗で買いました。精密機器と書かれていても、配送業者がちゃんと運んでくれているか分かりません。外傷は無くてもどこかにぶつけたりしているかもしれません。精密機器であるカメラは初めから自分で運びたい。そんなときにはビックカメラやヤマダ電機がオススメです。何故かというと、価格.comの最安値を見せるだけで、だいたいその値段まで割引してくれるからです。
実際、私が購入したときの価格.comの最安値が338,720円。人気商品で在庫も最後の1台だったのもあり、そのままの価格でと言うのは無理でしたが、395,000円のポイント15%還元(実質33,5750円)にしてくれました。しかも、ビックカメラのクレジットカードじゃなくても、ポイント還元率はそのまま。ポイント還元での割引はお得かどうか賛否両論ありますが、レンズやその他のアクセサリーも買いたいので私としては大満足です。延長保証もつけられますが、落として壊した場合には保証対象外。D80を13年経っても壊れていないのを考えるとニコンの堅牢性は十分なので、延長保証はつけませんでした。また、このときキャンペーン中で、応募者全員にスマートカメラリュックのプレゼントがありました。このリュック、定価16,500円ですから本当にお得に買い物できました。D850をリュックに入れてたくさんの写真を撮って欲しいというニコンの思いが詰まっているようで嬉しいプレゼントですね。
D850と併せて買ったもの
1. 防湿庫
高価なD850ですから、できるだけ長く、大切に使いたいと思います。なので、保管はしっかりと。
カメラと同時に注文したのが防湿庫です。カメラの大敵はなんと言ってもカビ。保存状態が悪くて使えなくなったら目も当てられません。
私が購入したのは「ハクバ KED-60」
60L、3段構成は大きいかと思いましたが、D850で1段、レンズ2本とD80で1段、充電器などの小物で1段と、ちょうど良いサイズでした。レンズが増えたらD80は実家に持っていくか、誰かにあげよう。
2. XQDカード
D850に使用する記録媒体です。D850はSDカードとXQDカードの2種類のスロットが付いています。D850は有効画素数が高いため、1枚当たりのファイルサイズもバカでかいです。なので、今まで持っていたSDカードでは対応できませんでした。どうせ新しいカードを買うのなら、保存スピードが早い方が連射に有利なのでXQDカードを選びました。私が買ったのは128GBですが、画像をRAWとJPEGの両方を保存すると700枚くらいしか撮れません。もっと大きな容量にしておけば良かったかな。
3.ストラップ
D80は色々なところに持ち歩いていていましたが、登山時に首に引っかけていると重いので何か良いアイテムがないか探していました。そこで見つけたのが「ニンジャストラップ」。紐を引っ張るだけで瞬時に長さを変えられるので、普通は肩がけにしておいて、撮りたいときに緩める事が出来ます。私が買ったのは首に当たるところにパッドが付いている「Ninja Strap with Pad」。紐の長さを瞬時に変えられるのは凄く使いやすいし、パッドのおかげで首も痛くない。付属のD850と書かれたネックストラップだと、初級者のくせに高いカメラ持ちやがってと思われそうですが、こちらはなんのカメラか分からないので良し!
4. 書籍
ちゃんと一から勉強しようと本を3冊買いました。本の感想は別の記事で書きますね!
最新版デジタル一眼30日でマスター (Gakken Camera Mook)
ニコン D850 完全ガイド (インプレスムック DCM MOOK)
最新版 ニコンCapture NX-D完全マスター (Gakken Camera Mook)
カメラを手に入れたら、次はレンズを購入しなければなりませんね。
次はレンズ購入の話を書きたいと思います!
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