フランス観光の最終日です。出発前は結構長いかなぁと思っていましたが、来てみると本当にあっという間の7日間でした。
朝7時に朝食を食べ、足早に蚤の市(のみのいち)に向かいました。

蚤の市
蚤の市というのは、いわゆるフリーマーケットです。雑貨やアンティークなど可愛い小物や掘り出し物が手に入るとのこと。
パリではクリニャンクール、ヴァンブ、モントルイユの3カ所で大々的に行われています。クリニャンクールは平日も行われていますが、ヴァンブとモントルイユの蚤の市は土日限定。この日は日曜日なので、どこの蚤の市にも行くことができました。
最初、最も規模の大きいクリニャンクールの蚤の市へ行こうと思っていました。しかし、サン・ラザール駅からだと乗り換えが面倒なこと、駅から会場へ徒歩で向かう際、少し治安が悪い道を通る必要がある事を知り、ヴァンブへ変更しました。
サン・ラザール駅から地下鉄M13に乗れば、乗り換え無しでヴァンブ駅(Port de vanves)に到着です。
それほど綺麗な街ではない印象。

歩道に露店がたくさん並んでおり、気に入ったら購入する日本でも良くあるフリーマーケットの感じとそっくりです。ヴァンブの蚤の市はそれほど大きくなく、サッと見れば1時間で往復できちゃうくらいの規模でした。
古物商の人やなんでも鑑定団に出てくる人たちはきっと、こういう所で掘り出し物を見つけてくるんだなぁと感じます。私は素人なので、何に価値があるのかは全く分かりません。
フランスっぽい小物や雑貨を買えればと思いましたが、なかなか良いものは見つかりませんでした。
帰り際、目を引くお皿を発見!

奥さんも可愛いと言ってくれたので、値段を聞いたところ1枚5ユーロとのこと。安いのか高いのか分かりません。
せっかく来たので、4枚購入しました!フリマで何かを購入したのは人生初です!
ちなみに、蚤の市で販売している方はガチのフランス人で、英語は全く話せませんでした。ボディーラングウェッジというやつで、何とか購入!ちょっと楽しかった!
サント・シャペル
お皿を買ったので、一度ホテルへ戻り、荷物を置いて再出発。続いて向かったのは、サント・シャペルです。
まさかの2度目の訪問。1度目は入場時刻を過ぎて入れなかったので(^^;)

2019年9月21、22日は、ヨーロッパ文化遺産の日で、普段入れないエリゼ宮や未公開の文化財を見られる特別な日でした。ヨーロッパ文化遺産の日は多くの建物で入場料が無料になります。サント・シャペルもそのうちの一つで、入場料無料で入れました!
朝だったため、ほとんど待たずに入れました。ここはステンドグラスがとても綺麗で有名な教会。中は薄暗く、ステンドグラスが良く生えます。
厳かな雰囲気もあって、なかなか良いところです。来て良かった!なんて思っていると、2階へ続く階段が。登ってみるとびっくり!一面がステンドグラスで出来ていました。

めちゃめちゃ凄いです!とても綺麗です!1階で感動できる私ですから、2階での驚きは忘れられません。
圧倒されました。
この日はあいにくの曇り空でしたが、そんなの関係なく綺麗でした。晴れた日ならもっと綺麗なのかもしれませんね!
フランス最後のお昼ご飯
明日は飛行機で昼食が出るので、本日が最後のお昼ご飯です。
街のカフェでご飯です。ちょっと贅沢にワインで乾杯しました!

それから、店員さんに伝統的な料理は?と聞いたところ、当然のようにエスカルゴと言われたので注文。それから、Rossiというお肉料理も伝統的だと言うことで注文しました。
最後にデザート!この日はチョコレートアイスとクリームブリュレです。

チョコレートアイスは超濃厚で美味しく、クリームブリュレもねっとり粘性があり濃厚で美味しかったです!
お買い物
この日はフランス観光最終日。お土産を探すために、まずはモノプリへ行きました。モノプリはパリの至る所にある総合スーパー。衣服や食料品、日用品と色々と売っていて、日本でいうイトーヨーカドーやイオン的な存在です。
ここのエコバッグが安くて可愛い柄が多いとお土産として人気があります。私もお土産に大量購入しました!丈夫で横長のバッグは収納力もあり、使い勝手が良いです。

それから、袋菓子。これも安くて美味しいです。

モノプリを出て次に向かったのはギャレリーというデパート。
ここには本当になんでも売っていました。お土産コーナーが充実したフロアがあり、それこそプラールおばさんのクッキーも売っています。旅の記念にエッフェル塔を購入しました。

それから、目上の方に贈るちょっと良いお菓子を購入しました!
ルーヴル美術館
そうこうしているうちに、時刻はあっという間に16時。
私が取ったルーヴル美術館のチケットは16:30の時間指定入場チケットです。早速、ルーヴル美術館へ向かいました。
時間指定が無ければ入る事が出来ないという噂通り、入口には入場できずに係員と話している方が結構居ました。

入場を待つ列は無く、バウチャーを見せるとすぐに入れました!これならスイスイ見られそうだ!と高揚感が高まります!
ルーヴル美術館の閉館は18時です。美術には詳しくないので、「モナ・リザ」、「サモトラケのニケ」、「ミロのヴィーナス」、「聖アンナと聖母子」、「 洗礼者聖ヨハネ」 が見られれば満足です。まずはモナリザからと思い、展示場所へ向かうともの凄い行列が・・・。時間指定のはずなのに何故こんなにもたくさんの人が?

そう、私は完全に勘違いしていたのです。時間指定チケットは入館時間が指定されているだけ、帰りの指定は無し。好きなだけ滞在できるのです。
つまり、閉館の1時間30分前に入館した私たちは、混み合う美術館の中を僅かな時間で見学しなければならないということ。絶望しました・・・。朝の時間指定を取った方が良いに決まってるじゃん・・・。
心に大きな傷を負いながらも、モナ・リザだけは何としても見たい!ということで、モナ・リザの列に並びました。結局、モナ・リザに行き着くまでに1時間半かかりました。
モナ・リザはもう目の前です!

モナ・リザの見学の際には数十名ずつのブロックで近くまで通されます。
30秒程度ではい終わり~という感じで強制退出させられます。僅か30秒の間で、自撮りしている人、写真に収める人が押し合いへし合い。
私たちもその波に呑まれ、ゆっくり絵を鑑賞することなんて出来ませんでした。
ダヴィンチコードに描かれているような秘密があるのか、モナ・リザ効果をためそうとか、そういったじっくり見る時間は無く、近くに寄ることも出来ません。

モナ・リザを見終わると既に閉館時間。少しでも写真を撮りたかったですが、18時完全閉館という感じで係員に閉め出されました。
なので、ルーブル美術館ではモナリザしか見ることが出来ず、完全に燃焼不良です。事前の調べが足りませんでした・・・。
お土産コーナーはまだ開いていたので少し見学。可愛い絵柄のチョコレートを購入しました。

これにて、フランス観光の全日程が終了しました。
最後の晩餐
悩んだあげく、ホテル近くにあるバターミルク味が美味しかったムール貝を食べにレストランを再訪しました。店員さんも覚えていてくれて、笑顔で接客してくれました!

相変わらずのムール貝とエスカルゴ!

前回来たときに隣のお客さんがムール貝をおかわりしていました。最後なので、私もおかわりをオーダー。
鍋の半分くらいが来ました。このおかわり、なんと無料!
知っていれば毎回おかわりしたのに!

ムール貝を食べ過ぎてお腹はいっぱい。デザートまでは食べられませんでしたが、大満足の夕食でした。
帰りがてら、スターバックスを発見したので店内に入るとフランスのマグカップがありました!デカすぎるけど旅の思い出に購入!

明日は朝9時に現地ドライバーがホテルまで迎えに来てくれます。ゆっくり朝食を食べて、チェックアウトしたら空港に向かうだけ。
久しぶりのゆったりした朝です!
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