旅行記

フランス旅行3日目 モン・サン・ミッシェル

エミトラベル社へ出発


モン・サン・ミッシェルへのツアーはピラミッド駅近くのエミトラベル社から出発します。集合時間は朝の7時。

私達が滞在していたホテルはサン・ラザール駅の目の前。ここからメトロに乗って、たった2駅で着きます。

サン・ラザール駅はかなり大きな駅で、目的のホームまで行くのに5分くらいかかりました。電車に乗っている時間はほんのわずかなので、ホテルからエミトラベル社までdoor to doorで15分くらいで到着しました。

ただ、この朝の出発というのが若干怖い。

ヨーロッパの夜明けは遅く、ホテルを6時20分頃出ましたがまだ真っ暗です。街を歩いている人はほとんど居ませんでした。

サン・ラザール駅は乗換駅でもあるためか、駅構内にはせかせかと仕事に向かう人がそれなりに多い印象。ヨーロッパ人は朝はあまり働かないと聞いていたのですが、ただの噂だったようです。日本の朝の通勤時間と雰囲気はそう変わりません。朝はあまり悪い人はいないのかな?でも、人気の少ない海外はちょっと怖いですね。

そうして、エミトラベル社に到着。

中にはモン・サン・ミッシェルツアーに向かう日本人の方が7名、既に到着して待っていました。私たちも案内されるまでラウンジで待機。

ほどなくして、受付が始まりバスツアーのバウチャー(予約表)を見せて受付しました。受付すると宿泊先ホテルのバウチャー、スケジュール表やお土産の情報がまとめられた資料がもらえました。

出発時刻に近づくにつれてどんどんと人が集まってきます。最終的には、大型バスがほぼ満員になりました。合計46人が集まったようです。

ノルマンディーの村へ向けて出発


バスに乗り込むとすぐさま出発。昼間は交通量の多かった凱旋門周辺も朝ならスイスイでした。

バス内ではガイドさんが日本語で色々お話ししてくれます。これが凱旋門ですよとか、有名なデパートですよとか。あとは、スケジュールやらなんやら。

その後、高速道路に乗るとガイドさんもマイクを置くので、各々寝たり話したりとゆったりできます。

出発から約2時間半(現地時間9時20分)で高速道路のサービスエリアに到着。15分のトイレ休憩です。日本のサービスエリアと似た感じです。

トイレ休憩後はノルマンディーに向かうまでずっとマシンガントークが続きます。内容は受付時に渡された諸々の資料について。集合時間だったりバスを降りた後の流れだったりするのですが、ほとんどはオススメのお土産についてでした。

モン・サン・ミッシェルのお土産選び


バス内ではノルマンディー地方のおすすめ土産を色々と紹介してくれます。配付された資料を一部を載せてみますのでご参考までに。

こんな感じの良くまとめられたお土産資料がもらえます。内容も充実しており、眺めているだけでも楽しいです(^^)

■カルヴァドス

ノルマンディー地方はリンゴの生産地。リンゴを使った地酒が人気で、シードルのやカルヴァドスの本場です。

カルヴァドスはアルコール度数40%の蒸留酒。シードルを蒸留させ木の樽に入れて熟成させたものです。

ブランデーと言えば、ブドウで作ったコニャックが有名ですが、カルヴァドスはリンゴから作られたブランデーです。テイストはコニャックに似ています。

コーヒーや紅茶にスプーン一杯のカルヴァドスを入れたり、フルーツやアイスに付けて食べても美味しいようです。また、カルヴァドスをリンゴジュースで割ったトモンと言うお酒は香りや風味が良く美味しいようです。

■ ゲランドの塩

お酒が飲めない方には塩と言うのも良い選択かもしれません。ノルマンディー地方にあるゲランドには塩田があり、高級塩を生産しています。最高級の塩は「フルール・ド・セル」と言われており、塩の花と言う意味があります。生産過程における一番搾りの塩のみを使って作られています。

フルール・ド・セル以外のゲランド産の塩、すなわち、 2番手、3番手の塩は、イタリアンバジルやペッパーを加えて味付き塩として売られています。

塩界の中でも、ゲルニカさんと言う方が有名です。ゲルニカさんが作る塩は一流のコックが買い占めていて、ほとんど手に入れることは出来ません。その貴重なゲルニカさんの作るフルール・ド・セルがエミトラベルで買えるので、欲しい方は申し込んだ方が良いでしょう。

■ ハチミツ

フランスはハチミツの産地としても有名なようです。なんと、オペラ座の屋上でも養蜂をしているのだとか。

色々パンチを効かせた蜂蜜が作られており、フランス料理では、料理の照りを出すのに栗のハチミツを使っているようです。

■ 購入はエミトラベル社で

これらおすすめ土産はエミトラベル社で販売していて、少し安く買えるようです。そして、モン・サン・ミッシェルの土産屋じゃ買えないものだとか、ゲルニカさんの塩は世界中のシェフが買いあさっているのでなかなか手に入らないだとか言われ購入意欲をそそられます。そして、注文できるのはバスに乗っている間だけという時限つき。ビジネスだからしょうがないけど、なんか商売の汚さを感じました。

レストランの予約


ちなみに、私たちはお土産品は買いませんでしたが、プレ・サレの羊を食べられるレストランを予約して頂くことにしました。食事のことは全く考えていませんでしたが、ノルマンディー地方といえばプレ・サレとのこと。折角ここまでやってきたので名物は食べておきたいところ。

プレとは牧場・サレは塩味という意味のようです。モン・サン・ミッシェルのまわりは海で、満潮時には参道が海に沈んでしまうほど(現在では橋が出来たので、24時間いつでも渡れますが)。

つまり、モン・サン・ミッシェル周辺の牧草は海水で育っているので、牧草自体が豊富に塩を含んでいるようなのです。ここで放牧された羊は塩分の多い牧草を食べて育ち、肉質がとても柔らかく、獣臭さ無くなるようなのです。

一体どんな味がするかは食べてからのお楽しみですね!

ノルマンディー平原をバスで走行


ノルマンディーと言うと第二次世界大戦中に連合軍がドイツ軍に対して行ったノルマンディー上陸作戦が有名です。ドイツ軍の独領下であったフランス北部へ侵略するため、連合軍はドーバー海峡を渡ってこのノルマンディーの地への上陸し、戦闘が始まりました。ノルマンディー上陸に成功することで戦況が大きく傾き、連合軍勝利への道を切り開きました。歴史上最大の上陸作戦です。

ノルマンディー地方は大変涼しく、現在は夏の避暑地となっているそう。樺太と同じくらいの緯度と聞くとかなり北にあるんだと実感します。ノルマンディー地方はリンゴの栽培と酪農が盛んで、飼われている牛の8割は乳牛だそうです。バスで移動中も平原に牛が見えますが、この平原がノルマンディー平原だそうです。

ちなみに、ノルマンディー地方では、リンゴの栽培も盛ん。モン・サン・ミッシェルの周辺にもたくさんリンゴの木があるようです。リンゴを使ったお酒のシードルやブランデーのカルヴァドスはとても有名のようです。

シュールメール村


一通りお土産の話が終わるとノルマンディー地方にある村に到着です。 トイレ休憩からちょうど30分です。説明終了と同時に到着するので、説明が本当に計算し尽くされています!!お見事です!

ノルマンディー地方は広いのでいくつも村がありますが、 私達が参加したときは、シュールメール村の観光でした。

7時10分にパリを出発して10時13分にシュールメール村に到着。途中で高速道路のサービスエリアで15分休憩しましたが、 ちょうど3時間です。

シュールメール村は木組みの家が残る村。人口4000人程度の村だそう。

10時45分までの30分間観光が許されます。

バスが到着するとまず見えるのが教会。これは11世紀(1001-1100年の間)に建てられたもので非常に歴史があります。一見綺麗に見えるのは、最近になって石磨きをしたからだそうです。

反対側はまだ手つかずで苔が生えており、かなりの歴史を感じます。石磨きって凄い!

村にはチョコレート屋やパン屋、カフェ、スーパーなど小さいながらも色々と揃っています。おしゃれなチョコレート屋さんでチョコを買い、つまみ食いしつつ散策しました。

木組みの家ゾーンに入る噴水公園。いちいちおしゃれです。

中は遊園地の一角のようです。建物の屋根が歪んでいていますが、これが有名なのだとか。いや、そこ有名にするとこなのか?地震大国の日本じゃ考えられませんね。

木造建築が残っているのはシュールメール村の中でもほんの一部分。現在は、雑貨屋やカフェとして使われています。

観光時間は30分なので、観光してトイレ行ったらあっという間に終わってしまいました。

戻るときに気づきましたが、到着時に購入したチョコレート屋さん、国家最優秀職人でした!マジか!そして、まさかの日本語!

モン・サン・ミッシェル


バスの中には日帰り・一泊の両方のツアー客が乗っていました。

7時10分に出発したバスはノルマンディー村を経由して、13時頃モン・サン・ミッシェルに到着します。

私たちのツアーでは、モン・サン・ミッシェルに着いたのが12時45分。それから、レストランへ移動しました。

モン・サン・ミッシェル発祥の名物オムレツをみんなで食べて、ようやく自由行動。

日帰りの人たちは16時にモン・サン・ミッシェルを出発するそうです。島と対岸を結ぶ無料バスは満員で乗れない時があるため、15時半には島から出てくださいと指示されていました。

ドリンクのオーダー(シードル、ビール、ミネラルウォーター選択可能)はガイドさんがすべてとってくれます。私はシードルを注文しました。

リンゴの風味が強くて味も濃厚。甘くて美味しいです!アルコールっぽさもほとんどないです。これは家でも飲みたい!

名物オムレツは卵を泡立てて焼いたふわふわのオムレツです。確かに凄くふわふわで新食感なのですが、ほとんど味がしません!バター風味がついているとの事前情報でしたが、塩気が全くありませんでした。フライドポテトはちょっと固めで、安定の美味しさ!

このモン・サン・ミッシェル名物のオムレツですが、本家本元はプーラールおばさんのオムレツです。

モン・サン・ミッシェル島で順礼者のための宿屋を経営していたプーラール一族がいました。ここにアネットさんという方が嫁いできたのですが、アネットさんは順礼者のために手早く、体が暖まり栄養がつく料理を考えたようです。田舎では昔から良く鶏が飼われており、卵は容易に手に入りました。そこで、メレンゲを作り、バターで焼き上げたふわふわの名物オムレツが誕生したようなのです。卵の味わいとバターの風味を味わう、そんなオムレツです。

また、アネットさんはクッキーを作り、販売を開始。このクッキーが大変人気になりました。このクッキーはアネットさんにちなんで、プーラールおばさんのクッキーと名付けられたそうです。モン・サン・ミッシェルと言えばプーラールと言われるほど、手広く商売している一族のようです。

ちなみに、プーラールおばさんのクッキーはamazonでも購入可能です。

フランスでは異なる味が6種類程売られています。また、amazonだと紙容器しかありませんが、フランスでは缶入りのものも豊富にありました!

当初プーラールおばさんのオムレツを食べようと思っていました。しかし、それほど美味しいものではないと言うことが分かり、食べるのは辞めました!だいたいどこも同じ味だろうし。

そして、最後にリンゴタルトが出てきました。すごく冷えています。パイは固めでリンゴは食感がないくらいに柔らかい。味付けも抜群!甘くて美味しかったです。

リンゴタルトを食べた人から自由解散ですが、私たちの席は一番早く提供され、13時30分に自由の身となりました。ちなみに、バスで荷物の整理に手間取ったため、席についたのは最後でしたが、料理の提供は一番早いというラッキー。こればっかりは運ですね。

オムレツが提供されたのが13時15分なので、食事で1時間くらいかかると思います。

その後はホテルにチェックインし、荷物を置いてから島内へ向かいました。私たちが宿泊したホテルは、ホテルヴェール。近代的な建物で、広くて清潔。ツアーの中では一番安いホテルでしたが、受付の方も笑顔で親切だし、とても良かったです!

寺院自体は翌日の朝に見ることにし、この日はぐるっと島内だけを散策をしてみました。時間にゆとりがあるのでゆっくり歩きましたが、30分はかかりました。

モン・サン・ミッシェルから送るための絵葉書も購入!

モン・サン・ミッシェルの絵はがきなどで、よく羊が写っていますよね。いわゆる羊モン・サン・ミッシェルというやつです!私は、この写真を撮りたかったのです。

この旅でこいつらがプレ・サレの食用高級羊だと知り、複雑な思いになりましたが・・・。とにかく目的の一つは羊モン・サン・ミッシェルなので、残りの時間は羊探しをしました。

遠くに羊の群れが見れたので、歩道がなく、ちょいちょい走る車に恐れつつ車道を30分ほど歩きました。

そして、車道沿いにいる羊をパシャリ。思った感じと違いましたが、まぁ、なんとかモン・サン・ミッシェルをバックに羊の写真を撮ることができました。

ホテルへの帰り道、名物のリンゴの木も発見!大量になっていました。

ストランの予約は19時。ちょっと仮眠をと思いベッドで一休みしたところ18時55分!

焦って寝ぼけ眼のままレストランに到着しました。

店員さんは慣れているようで、紙を見せるだけで特に話すこともなく、料理を運んできてくれました。予約してもらった時間にお店に行くだけ。とてもイージーです。

まずは、オニオングラタン。メニューにはグラタンとかかれていますが、完全にスープですね。コンソメスープにパンが入っています。スープがパンに染みてて美味しい。上にのっているのは溶けたチーズです。これは家でもできますね!

ちなみに、このグラタン容器。足つきなのがフランス流だそうですよ!

そして、メインのプレ・サレの羊!噂通り、とても柔らかく、獣臭さがかなり少ないです。ただ、やはり脂肪の部分は獣臭いと感じます。羊肉にしてはとても美味しいと思いますが、やっぱり牛肉に勝るものはないって感じがします。ソースは味が薄く油っぽいバーベキューソースみたいな感じで美味しくありません。塩で食べて素材の味を楽しみました。

そして、デザートには再びアップルパイ。こちらは昼とは違い、焼きたての熱々。細かく切られたリンゴがきれいに並んでいます。甲乙つけがたいけど、個人的には昼に食べた冷えたアップルパイが好きかなあ。

この日の日没は22時35分。22時35分にホテルを出て、夜景を見に無料バスに乗りました。が、海の上は風が強く、めちゃくちゃに寒い。5分といられず、同じバスで帰ってきてしまいました。せっかく宿泊しましたが、あまり良い写真は撮れませんでした・・・。

明日は、日の出と霧がかったモン・サン・ミッシェルが見られるでしょうか。

関連記事

  1. 旅行記

    青森旅行 part3~海峡保養センター 大間温泉に宿泊~

    根城から青森県大間町まで、なんと車で3時間。めっちゃ遠いです。八戸I…

  2. 旅行記

    青森旅行 part4~大間岬と仏ヶ浦【2日目前半】

    青森旅行の2日目です。予定には入れていませんでしたが、海峡保…

  3. 旅行記

    出張で熊本を満喫?修復中の熊本城とお土産選び

    満喫と行ってもお仕事の合間を縫ってなので、ゆっくりと時間は取れません…

  4. 旅行記

    京都観光2日目~京都市内観光~

    朝食は8時30分に予約。松井本館では朝食を部屋まで運んでくれ…

  5. 旅行記

    フランス5日目 ロワールの古城巡り【前編】

    モン・サン・ミッシェルからパリに戻ってきたばかりですが、5日目も引き…

  6. 旅行記

    鎌倉日帰り旅行

    新型コロナウイルスが中国で広がっており、心配な今日この頃です。コロナ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 登録されている記事はございません。
2021年1月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
  1. ブログ開設

    WordPress記事にショートコードを埋め込む方法
  2. 旅行記

    フランスからの帰国
  3. 旅行記

    フランス旅行の日程決定~海外旅行に必要なものを準備しよう~
  4. 飲食店

    纏~つけ麺 煮干し~【東京・高幡不動】
  5. コーヒー

    CARAMEL FLAVOUR COFFEE
PAGE TOP