私の愛車ホーネット900。CB900ホーネットやCB900Fとも呼ばれているバイク。大学時代から乗っており、かれこれ10年も連れ添っています。実はこのホーネット900は、私にとって2台目のバイク。
1台目はホーネット600に乗っていました。どんだけ、ホーネットが好きなんだよって話。
でも、本当に良いバイクなんですよ。ホーネットさんは。
車体は軽く、それでいて、スーパースポーツの先駆けでもあるCBR900RRのエンジンを積んでいるから、馬力が凄い。私が乗っているホネさんは海外仕様の逆輸入車なので、最高出力110 psもの馬力があります。
ホーネットは250ccをベースにして、600cc、そして900ccと3つのラインナップがあります。バイクの基本設計は似ていて、250よりも600、600よりも900と少しずつフレームの厚み・強度・サイズが強化されていますが、大きな変更はありません。
ホーネット250の車体重量が166 kgに対して、600では195 kg、900では218 kgと数字からも分かるように、エンジンの重さ+αくらいしか変わっていません。
ちょっとアクセルを開ければ、簡単にレッドゾーンまで吹き上がるエンジン。油断すると体だけ置いて行かれるとんでもない加速。要するにモンスターマシンな訳です。
実際、600から900に乗り換えたときは、一回り大きくなったかな?という感じ。重さに関しては気になりませんでした。
それよりも、600と900とで最も大きな違いが、燃料供給方法。600はキャブレターに対して、900はフューエルインジェクション(FI)に変わっていました。
この乗り味の違いが大きすぎて、他の部分は気にならなかったというのが大きいです。個人的な結論から言うと、FIは乗りにくい!
ホーネット900自体が2005年のバイク。FIが出始めて、まだ間もない頃なので、おそらく性能が良くない。クラッチを切ってアクセルを閉じると、グッグッ グッグッ といった感じで、振動と共にわずかな加速と減速を繰り返す感じ。エンストするの?と不安になります。
それから、アクセルを開けるタイミングと実際に加速されるタイミングが少しずれる感じ。アクセルを開けると、ほんのわずかに遅れてガッという音と共に加速し始めます。
エンジン音に関しても、FI特有の甲高いキュイーンという音も個人的には好みでは無かったかな。
という文句は言いつつも、10年も乗っている訳ですから、とても気に入っています。結論から言うと、900の方が見た目もカッコイイし、パワーが桁違いなので、600よりも900の方が良いかな。
ホーネットのような超軽量でハイパワーなネイキッドは他に無いのですが、全然人気ないんですよね。ツーリングしていても全く見かけません。
和歌山の熊野古道でホーネット600に一度会ったことはありますが、大型ホーネットを見かけたのはバイク人生でこのときしかありません。
ホーネットと言えば250という印象が強いのでしょう。良いバイクなのに・・・。
そんな我がホーネット900。クラッチが切れにくくなってしまい、整備工場で見てもらいました。
クラッチの遊びを調整するだけで改善されたのですが、ワイヤーが伸びてきていので、交換が必要とのこと。それから、これまでヤスリ掛けをしてだましだまし使ってきたフロントのインナーチューブも錆びてオイルが滲んできていました。もう削れないから交換になるし、併せて、前後タイヤ、チェーン、スプロケットも限界に来ているとのこと。

交換のタイミングが一度にやってきてしまいました。
大体いくらくらい?と聞くと、20-30万円位かかるかもとのこと。車検も残り3ヶ月。
直すのか、手放すのか本気で悩まなければなりません。
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