ライチの現状
苗を購入してから、約2ヶ月。新芽も出て順調だったライチの苗ですが、なぜか急激に葉っぱの先が茶色く枯れてきてしまいました。
佐多ライチ 種なしライチ
原因は全く分かりません。しかし、佐多ライチ、種無しライチともに共通して被害が出ています。
初心者家庭菜園家として考えられることは以下の3つ。
① 高温
② 栄養不足
③ 根腐り
6月に入り、急に暑くなりましたが、ライチはそもそも南国のフルーツ。夏日だって枯れるはずはない。ということで、①は違うかなと。
気温が上がり、新芽もどんどんと芽吹き成長が著しかったので、②栄養が足りない可能性もあります。ただ、1ヶ月前に住友園芸の徐放性肥料を加えているため、急激に肥料不足になったというのも考えにくいです。
③の根腐りは個人的に少し気になります。というのも、毎朝水をあげていますが、佐多ライチも種なしライチも土が乾燥していないのです。お隣のマンゴーや桃の土は乾燥しているというのに。
だいぶ水はけが悪い土だなとは思っていましたが、購入後一年間は植え替えないで下さいと書かれていたので、放置していました。
ただ、このままでは枯れてしまいそうなので、水はけの良い土に植え替えることにしました。植え替えてあげれば②の栄養不足であっても問題は解決されるはずです。
佐多ライチの植え替え
まずは小ぶりな佐多ライチから植え替えました。
今回用意したプランターはプラ製の300型。

鉢底には軽石をプランターが見えなくなるくらい薄く敷き詰めました。
土は、「バクタモン有機:マンゴー用の自家製ブレンド土=7:3」にバクタモンを適当に混ぜ込んで作成しました。
ちなみに、土はポリ袋の中に必要な土を入れ、封をして振り混ぜるました。こうすることで、土が飛び散らずにしっかりとブレンドすることが出来ます。

マンゴー用自家製ブレンド土の作り方は、下記の記事をご覧下さい。
苗の根元を持って、引っ張ります。すると、意図も簡単に引き抜けました。鉢の形そのままにスポッと抜けるのかと思いきや、鉢の半分くらいまでしか引き抜けていません。

根がびっしり張っている部分もありますね。
全く手応えが無かったこと、そして、半分から分断されていることを考えると根腐れしていた可能性はありそうです。
苗を植える高さまで、ある程度土を加え、苗の位置と高さを調整しながら、土を加えました。最後にたっぷりと水をあげて植え替え完了です。

今回の土は、かなり水はけが良く、水をあげるとみるみる吸い込んでいきます。
少なくとも根腐れの原因にはならないでしょう!
種なしライチの植え替え
続いて、種なしライチも植え替え作業です。
佐多ライチ同様に苗の根元を持って引き抜こうとしますが、びくともしません。
そこで、鉢の端っこをスコップで掘りました。ブチブチと根っこが切れる音がします・・・。

鉢の周りを一周ぐるりとスコップで切り込みを入れ、再度引き抜きますが、抜けません。しつこく引っ張っていると、少しぐらついてきたたので、多少勢いをつけて引っ張ったところ、ブチブチと根っこが切れる音がしました。
ヤバそうな雰囲気・・・。
スコップを下の方まで入れ込み、掘り出す作戦へ変更。しかし、なかなか鉢底まではアクセス出来ません。
格闘すること10分。最後はスコップをなるべく奥までさして、力ずくで掘り起こしました。
掘り起こした結果がこちら。

根っこの大部分が切れてしまったような感じです。
苗の大きさに対して、根っこが貧弱すぎる気がします。
用意したプランターは佐多ライチ同様、プラ製の300型ですが、メーカーが違うため、こちらの方が大きく見えます。

土は佐多ライチと同様にしたかったのですが、使いきってしまったために、バクタモン有機:バラの培養土=7:3に配合し、バクタモンを混ぜ混みました。
佐多ライチと同じように、高さと位置を調整し、土を被せました。
元々はメインの幹が斜めに植わっていましたが、植え替えのタイミングでメインの幹が真っ直ぐになるように植え替えました!
植え替えのダメージが大きく影響しないといいけど…。
元の鉢をひっくり返すと、鉢底までびっしりと根が伸びている様子が分かりました。

あとは、しばらく様子見です。心配な日々が続きます。
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