取った方が良いと分かっていてもなかなか取れない野菜。特に私は野菜嫌いなもので、家族と暮らしていた頃は食卓に出された野菜を少しはつまんでいましたが、一人暮らしになってから普段の食生活でほとんど野菜を食べる機会は無くなりました。普段は食べたくないなぁと思っていても健康のためには摂取しないといけない。でも、そんなに量は食べられないしなぁと思って始めたのが「青汁」です。青汁であれば必要な栄養素が凝縮されており、野菜を食べるよりもむしろ、野菜の必要量をしっかり摂取できる。たしかに、不味いのは確かだけど、一気に飲み干してしまえばすぐ終わるし、健康のために続けられるかなぁと思い始めました。
最初はスティックに入っている青汁粉末から始めました。粉末タイプはとても飲みやすいのが特徴で、慣れればお茶感覚で飲めるものも多いです。しかし、「良薬口に苦し」という言葉があるように、これでほんとに栄養を摂取できているのか?と思うこともしばしばありました。そして、粉なのでいつでも飲めるや~と思って飲まないことが多かったんですね。コップだとなかなか綺麗に溶かせないので、シェーカーなんかが売られていますが、毎日のこととなると粉を溶かすという作業が意外と面倒くさい(面倒くさがりだから?)
そうして行き着いたのが「冷凍青汁」です。
冷凍青汁の良いところは・・・特にありません。
・粉と比べて草の味が際立っていて、不味い。
・冷凍庫がパンパンになる。
・溶かしてからじゃないと飲めないので粉のようにサッと飲めない
粉末青汁と冷凍青汁の成分表を出している会社がいくつかありますが、両者に成分の違いは有りません!冷凍青汁の利点とは一体・・・。
でも、私にとっては冷凍青汁の方が合っていて、かれこれ5年くらいちゃんと続けられているのです。
続けられている一番の理由は冷凍庫がパンパンになるからですね!今は青汁を飲む習慣が出来たので停止していますが、以前は青汁定期便を頼んでいました。家の冷蔵庫は一般的な一人暮らし用。冷凍室も狭いです。なので、冷凍青汁が届くと冷凍庫の半分くらいが青汁で埋まってしまいます。青汁をあまり飲まない状態で次の定期便が届くと、もうおしまいです。お届け予定のメールが届いてから朝夕の2回も青汁を飲むなんて事も良くやっていました。その甲斐あってか、今は青汁を飲むのが日課になっており、ちゃんと毎日飲めています。
定期便をやめた理由は、色々な種類の冷凍青汁を試してみたいという思いからです。青汁には、ケール、大麦若葉、明日葉などたくさんの種類がありますね。味の違いであったり、飲みやすさであったり、体調の善し悪しであったり、色々と比較してみたいなぁと思ったわけです。
そこで、今回頼んでみたのが、遠藤青汁。90 mL、28袋入りで4876円(税込、送料込)。価格としてはちょい高めです。
配送はヤマトのクール宅急便で来ました。「青汁道」「がんこ一徹 老舗のこだわり」。うーん。こだわりを感じます。この遠藤青汁ですが、特徴は「乳酸菌飲料」だと言うことです。乳酸菌はご存じおなかの調子を整えてくれる善玉菌。乳酸菌は食物繊維を栄養にしているので、食物繊維たっぷりの青汁と乳酸菌の組み合わせは最高なわけですね。また、食物繊維は消化されないため、乳酸菌を生きたまま腸にまで届けてくれる作用も期待されています。青汁を飲んでからヨーグルトを食べるっていうのも良い組み合わせな訳です。
箱を空けると、青汁がたっぷり詰められています。カッチカチやで!この分の冷凍スペースを奪われてしまうので、注文前には冷凍庫のスペースを確保しておきましょう!
実際に飲んでみての感想ですが、今まで飲んだ青汁の中で一番飲みづらい。いつも青汁は息を止めて一気に飲み干し、すかさず水でさらに流し込む。こんな感じで飲んでいます。ほとんどの青汁はこの方法で難なく飲めるのですが、この青汁は全然違います。まず、息を止めて一気に飲み干せない。何故か青汁臭が鼻に入ってくるし、ものすごく繊維が残っている。そして、喉にピリピリとした感覚。味は、草を飲んでいるような感じ。遠藤青汁の製法の特徴として、ケールの生葉を丸ごとミクロカッティングしてジュースにしていることが挙げられます。要するに、葉っぱをそのままミキサーにかけただけって事ですよね。まさにケール100%。繊維がたくさん残っているのは想像にたやすいのではないでしょうか?ケールの味は季節によって変化するため、青汁の味も頼んだ時期によって違うのだそう。とは言っても、不味いのに変わりはありませんね。
ただ、人間不思議なもので、毎日飲んでいると次第に慣れてきます。初めて飲んだときは、吐きそうになりましたが、一週間くらい飲み続けていると、息を止めて飲み干すのも簡単になりました。鼻腔を解放したまま飲むことは不可能ですが、慣れればなんとか飲む方法を身につけられます。
これぞ本物の青汁ではないでしょうか。是非試してみてください。
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