SEO対策とは
ブログ記事を多くの人に読んでもらうために最も重要なことは、Googleなどのサーチエンジンで、検索ページの最初の方に表示されることです。
サーチエンジンの上位ページに載せてもらうためにはGoogleの評価を上げていく必要があります。
このように、Googleからの評価を上げて、サーチエンジンの上位に表示させるための様々な対策のことを「SEO対策」と呼びます。
SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジンの最適化)の略ですね。
Googleの評価がブログサイトを評価するか否かの重要なポイントはただ一つ。「読者に役に立つかどうか」ということです。
もちろん、記事に「有益な情報が詰まっているか」と言う点も重要ですし、当然、「ブログサイト全体、そして記事1つ1つが見やすいか」という点も重要です。
今回は、「ブログサイト全体が見やすいかどうか」と言う点に絞って記事にしたいと思います。
サイトマップとは
サイトマップとは言葉通り、ブログページ内の“地図”のことです。
遊園地やデパートなど、広い場所では必ず地図がありますよね。自分が今立っている「現在地」と、目的のお店やアトラクションが何階のどこにあるのか詳細に書かれています。
アウトレットモールで地図や参入店舗の情報が無ければ、来場者は困ってしまいますね。
ブログにおいても全く同じなのです。
自分の作成したブログサイトでは、「どんなカテゴリ」の「どんな内容の記事」が書かれているのかを示してあげなければならないのです。
このブログサイトの地図が“サイトマップ”であり、サイトマップが用意されていないと、ブログ来場者にも不親切ですし、Googleからも低い評価を受けてしまうのです。
ブログを多くの人に読んでもらいたい方は是非、サイトマップを作成しましょう。
サイトマップを作成する前に
では、実際にサイトマップを作成する方法を解説していきたいと思います。
WordPressでは、多くのプラグインが用意されており、このプラグインをインストールすれば簡単にサイトマップを作成することができます。
ただ少しややこしいことに、サイトマップと言って2種類あるのです。
1つは、訪問者用、もう一つはGoogle用です。
訪問者用のサイトマップは先ほど説明したように、どんなカテゴリのどんな記事があるのかを表示するページを作成するものです。
一方、Google用のサイトマップは実際にブログサイトに表示されるものではなく、Googleに対して、私のブログにはこんなサイトがあるんですよとブログ運営者側から報告すると言ったイメージです。
今回は2種類のサイトマップの作成方法について説明します。
訪問者用サイトマップの作成方法
まずは、ブログページに表示する訪問者用のサイトマップを作成しましょう。
WordPressのサイドバーからプラグインをクリックします。

右上の検索バーに「PS Auto Sitemap」と入力します。
表示されたプラグインの一覧から「PS Auto Sitemap」を見つけ、今すぐインストールをクリックします。

インストールが完了したら、有効化をクリックします。

左のサイドバーの設定の中に「PS Auto Sitemap」が表示されるので、クリックします。

表示された設定画面の下の方に「ご利用方法」に書かれているコードをコピーします。

サイドバーにある固定ページをクリックし、新しく固定ページを新規作成します。

固定記事の新規作成画面で、右上にある「・が縦に3つ並んでいるボタン」をクリックします。エディターのリストにある「コードエディター」を選択します。

タイトルはご自由に。「Sitemap」とでも入れておくのが無難でしょうか。記事欄にはコピーしたコードを貼り付け、投稿します。

このページ編集画面のアドレスバーを見ると、post=数字となっている部分があります。この数字をPS Auto Sitemapの設定に使用します。

再度、設定>PS Auto Sitemapへと進み、「サイトマップを表示する記事」に先ほどの数字を貼り付けます。貼り付けたら忘れずに変更を保存しましょう。

これでサイトマップが完成しました。サイトマップページをプレビューすると、ちゃんとカテゴリと記事が一覧になっていますね!ホーム画面などにこの固定ページのリンクを載ればオッケーです。

Google用サイトマップの作成方法
続いて、訪問者の目には見えませんが、SEO対策にはとても重要なGoogle用のサイトマップを作成します。
先ほどと同様に、プラグインの新規追加をクリックし、右上の検索バーに「Google XML Sitemap」と入力します。
表示されたプラグインの一覧から「Google XML Sitemap」を見つけ、今すぐインストールをクリックします。

インストールが完了したら、有効化をクリックします。

これでインストールは完了ですが、Googleに対して、“私の記事にはこんなカテゴリのこんな記事が書かれているのですよ”と教えてあげる必要があります。
この操作は、「Google Search Console」から行います。まずは、WordPressの左サイドバーから「設定>XML Sitemap」と進みます。

表示された設定画面に「あなたのサイトぱっむのインデックスファイルのURL」に書かれているURLをコピーします。

Googleの検索バーに「Google Search Console」と入力し、「Google Search Consoleに移動」や「Google Search Console」をクリックします。

サイドバーにある「サイトマップ」をクリックし、新しいサイトマップの追加にURLを入力します。「sitemap.xml」が入力されればオッケーです。

送信ボタンをクリックして、下記のようにステータスに成功しましたの文字が表示されれば完了です。

失敗した場合にはURLが間違っていますので、良く確認して下さい。
最後に
WordPressにサイトマップを作成する方法を解説してきました。サイトマップの作成がSEOにどれだけ効果があるのかは分かりません。ただ、記事が増えてくると、自分自身でも管理するのが大変になってきます。そんな時、サイトマップを覗いてみると記事が被っているなぁとか、このタイトルじゃ何を伝えたいのかよく分からないなぁなど問題点も浮かび上がってきます。
サイトマップを作成しておいて悪いことは無いと思います。是非活用してみて下さい!
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